2012年03月27日

出会い

こんにちは。大阪支店の大山です。
いよいよ春到来、という天気に、関西もなってきました晴れ

春と言えば、豊かな自然の萌芽をイメージするとともに、
出会いと別れのシーズンでもあるなぁ、と感じます。
先日も、取引先の方から連絡があり、
「人事異動のため、担当から離れることになりましたのでご挨拶に伺いたい」
との連絡を受けました。

中国初唐の詩人・劉廷芝の有名な詩に、

 年年歳歳花相似 (年年歳歳 花あい似たり)
 歳歳年年人不同 (歳歳年年 人同じからず)

とありますが、ちょうど今このような感慨を深くしています。

出会いと言えば、先日興味深い人と、邂逅をさせて
頂きました。
相手は、当社・大阪支店の古くからの顧客の社長さん。
私はそれまで、その方とは挨拶を交わした程度で、話をしたことが
無かったのですが、ひょんなことから小一時間ほど二人で
お話しをさせて頂くことになりました。

この方は、一代で自社ビルを何棟も所有する会社を興された
豪傑です。
有り難い機会だと思ったので、様々質問をさせて頂きました。

「どうやってビジネスの世界で成功をされたのですか?」
社長曰く
「資質と引出だな」

「資質は分かりますが、引出とはどういうことでしょう?」
社長曰く
「引出が多い人が成功する。引出を増やすためには、
『危機管理意識』と『機転』が必要だ」
「例えば、私が今ここで急に、お前に『キスをさせてくれ』
言ったらどう答える?yesバージョンとnoバージョン両方で
答えてみてくれ」

みなさんなら、どう答えますか?
相手は60代のコワモテ男性で応接室に2人きり。重要取引先の社長なんです!


私はしどろもどろになりながら教科書的な答えを、何とか2パターン言いました。
すると社長は、「50点だな」

「この問いには、答えが無いんだ。
yesもnoもなく、私なら『ありがとうございます』とだけ言う」

私はとても感心しました。
荒唐無稽な例えだと感じる人もいると思いますが、
常に最悪の事態をイメージする(危機管理意識)とともに、
いざその時になった際でも、相手の立場と、まわりの状況を見渡せる
「機転」というものの重要性が、自分にはとても理解できました。

故・吉本隆明氏は、「コミュニケーションの幹は“沈黙”だ」
と言いましたが、「答えない答え」というのもあるんですね。

春本番、新たな出会いも楽しみですが、既知の方々との邂逅で
知らなかった事柄とも出会いたいものです。

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posted by サムシング大阪支店 at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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